採用メッセージ Careers

熱い心を持つ人、一緒にやりとげる
気概を持った人と仕事がしたいです。


株式会社マナマナ
代表取締役 塩谷 純子

起業の経緯

メンズ専門の撮影衣装レンタルサービスとして起業したのは1991年、長女を出産した後のことでした。 当時、レンタル衣装の会社はレディースを扱う1社しかなく、ニッチで行くならメンズがいいと考えたからです。 起業するまでは、大阪から上京して以来ずっとフリーのスタイリストとして、主に広告媒体の仕事をしていました。 広告媒体はブランドのクレジットが出ないので、お金を出しても貸してくれないことが多く、借りるための交渉をするのに大変苦労しました。さらに、今となっては想像すらできないかもしれませんが、GUCCIやPRADAといったハイブランドは一部の高級セレクトショップに少し商品が並ぶ程度で、コレクションの全容を見ることはできませんでした。価格の内外格差も、軽く倍くらいはあったかもしれません。 そんな経験や状況から、日本未入荷のハイブランドを中心に、同型サイズやカラーバリエーションを揃え、スタイリスト目線で仕入れをし、起業したのです。それがお客様に歓迎され、「当店に来ないと見られないし、借りられない」というビジネスモデルの原型が誕生したわけです。

もともとは芸術系高校の美術科に入学し、日本画を専攻していました。大学では別のことをやろうと、美大の版画科へ進みました。写真の技術を使って銅版画の制作をしていたので、写真を撮ることや見ることを毎日のようにやっていくうちに、将来は撮影現場で仕事がしたいと漠然と考えるようになりました。卒業後に上京し、スタイリスト事務所の門をたたき、入社。その事務所に2年ほど在籍した後にフリーランスとして独立しました。

洋服に関して専門的に学んだことはありませんが、幼いころから母親が手作りした服ばかり着ていたことや、一緒に生地を選んだり、ファッション誌を見て次に作る洋服の相談をしたりする家庭でしたので、そんな環境が後押ししたのかもしれません。

今で言うとベンチャー企業ですが、事情は全く違います。 そもそもは第一子を妊娠し、ハードな現場仕事であるスタイリストという仕事に一抹の不安を感じたことがきっかけでした。

身重だったこともあり撮影件数も減らしていたので、空いた時間を仕入れや立ち上げの準備に充てることができました。ちょっと特殊な境遇だったかもしれませんね。起業に加え、出産後に『たまごクラブ』創刊号の表紙のスタイリングを担当したり、子ども雑誌のスタイリングが縁となって雑誌の仕事も増え、出産前よりも仕事の幅がひろがりました。その後さらに第2子の出産も重なり、今から考えると想像を絶する超多忙な状況でしたが、楽しい日々が始まり、今に至っています(笑)

マナマナの社風、働く環境

メンズから始まった店舗にレディースやキッズアイテムが加わり、何度かの移転・増床を繰り返し、ここ青山に移転したのが2000年のこと。創業から約10年が経っていました。一気に100坪を超す店舗をオープンしたことを機に、毎年のように店舗数を増やし、現在の体制になりました。 店舗規模の拡大に比例して商品量とスタッフの人数も増えました。それに伴い多くのお客様にご来店いただけるようになり、大変著名な方々にも毎日のようにご利用いただけるようになったことは本当に嬉しいことでした。 ただ、急速な事業および組織拡大によって、私自身の目が全体に行き渡りにくくなり、店舗間のコミュニケーション不足や、人材教育にかける時間が圧倒的に不足しているのに改善できないことが当時の本当に大きな悩みでした。そこで、抜本的な業務改革・風土改革に着手することを決心したのです。

風土改革においては、社員やお客様と親睦をはかることを目的とした月替わりのイベントプロジェクト、毎月おこなっている「サンキューカード」プロジェクト、週1回で開催している「グッドアイディア」会議、年2回の業績発表会、年1回で実施している忘年会や社員旅行などを導入しました。 すべてのプロジェクトを担当制にすることで社員間のコミュニケーションが活性化し、上下関係や部署を超えて徹底した「報・連・相(ほうれんそう)」を社員全員が経験することとなりました。

特に「サンキューカード」プロジェクトは日頃なかなか口に出して言えない感謝の言葉を小さな紙に書いて投函するというもので、月間200から300枚もの「サンキュー」が飛び交うまでになりました!

「グッドアイディア」会議がスタートした頃は、備品の調達や家電の購入など「物」を求める意見が多かったのですが、最近ではシステムの改善案、業務改革・生産性向上・作業の合理化などに踏み込んだ意見がどんどんと出てくるようになりました。一例ですが、「店舗スタッフではWEBカタログ用の写真がうまく撮れないため、プロのカメラマンを採用すべき」との意見から、実際の雇用が生まれたこともあります。

さらに半期ごとに、この「グッドアイディア」の中から金・銀・銅賞を決め、その他にもすべてのプロジェクトにおける貢献度から総合的なポイントを加算して、最優秀者に「功労賞」を贈っています。 「功労賞」は、有給休暇に加えて3日間の特別休暇をプラスすることができ、その休暇を使って有意義な旅をしてもらうという賞です。旅行代金として10万円を付与しています。楽しそうじゃないですか!?

旅と言えば、社員旅行も社員間がコミュニケーションを深める機会として大切に考えています。場所は、私の大好きな海や山を経験してほしくて、石垣島で海に潜ったり、北海道でスキーやスノーボードをしたり、自然にふれることを大前提にチョイスしています。

マナマナでは、入社後は全員が店舗配属となります。店舗こそが当社の大切なオリジンであり、広告媒体・エンターテインメントなど全ての背景や動きを知る未来マーケティングの場です。ここでモノを知り、流通を学び、人や経済の流れを体感すること。日々の業務に携わりながら、目の前にある衣類から小物に至るまでのあらゆるアイテムの素材・デザイン史、ファッション史、トレンド研究を学んでいただきます。そしてその先は、ご自身の個性や得意分野を重ね合わせながらキャリアの方向性を模索していただくことになります。

「撮影用衣装レンタル」と言うとニッチな領域と思うかもしれませんが、マナマナのビジネスを支える広告やメディアは巨大なマーケット。そこにどう踏み込んでいくかを社員ひとりひとりが能動的に考えてほしい。経営者として強く思うのは、たった一人の発案や思いつきで、会社の未来を変えられることを信じてほしいのです。まずは店舗という業界全体の入口に立つことから始めて、ゆくゆくはレンタルから派生する新たなビジネスモデルや新規事業開発をしてほしいですね。

今後マナマナが目指す先

今後マナマナが目指す先

インターネット販売流通総額が大手デパートの売上の倍以上になった今、ファッション業界においても、対面販売のマーケットはどんどん縮小していくでしょう。レンタル衣装に関しても、オンラインでの注文をどう拡張していくかは急務の課題です。 RFIDの導入による店頭業務効率化は2018年現在、完了目前まできており、さらに業務効率化を進め、オンラインで完結する仕組みづくりに人材を投入し、大きな固定費となる床面積を広げることなく、tech投資をしていきます。 「物」を動かすだけでなく、スタイリスト事業部との連携や各ファッション系専門学校との連携をはかり、制作現場に関わる多くの方の「あったらいいな」という想いに応え、利便性を追求していきます。 ポケットサイズのデバイスで完結できるサービスにも注力していく計画があります。

労働人口の減少が深刻になっていく中、スタイリストの人材不足も年々進んでいます。これからスタイリストを目指す若い方たちがその夢をあきらめることなく、自立しながら経験が積めるよう、独立支援にも取り組んでいきます。

また、すでにフリーのスタイリストとして活躍されている方には、適正なアシスタントをご紹介したり経費管理や会計代行などを行い、日本のメディアを担う皆様のお役に立てることを徹底して考え抜き、喜ばれるサービスを提供していきたいと考えています。

「レンタル」「シェアリング」から始まった企業ですが、マナマナという木を林にし、森にしていくべく、新しい感性とフレッシュな感度を持った方たちをお迎えしたいですね。新規事業開発、事業構造の改善や組織活性化プログラムに、年間を通じて取り組んでいきたい。それらを担うべき熱い心を持つ人、一緒にやりとげる気概を持った人と仕事がしたいです。

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